アルバイト体験談

出版社のバイトで出張ホストを知り『短時間で高収入』という魅力に惹かれた

取材記事を見たことがきっかけでした

大学一年生です。出版業界に興味があって、雑誌編集者志望で、今は平日学校終わりに四谷の出版社で数時間アルバイトをしています。自分の将来のために確実に足元を固めていっているというか、業界でも多少、大学生の見習い程度ではありますが顔を覚えてくださる方もいて、このままバイト上がりでもうまくいくのかもしれません。

けれど、実際その出版社のバイトだけで食っていけるかというとそんなことはなくて、やっぱり掛け持ちということになります。これまでは飲食店とかそういうものをやっていたのですが、もともと、ちょっと好奇心旺盛なところがあるので、「何か変わったことを」と思って高額バイトの求人をチェックしたりしていました。

ただそのアンテナには引っかからず、意外なところからこのバイトのことを知りました。自分がちょこっと編集を任された取材記事で出張ホストという業界の噂に触れたんです。これ、僕みたいな若いやつでもバイトでできたら面白そう、と思って検索して、このお店にたどり着きました。

短期限定のつもりでしたが、今はこちら一本

仕事には、正直、最初は慣れなかったです。もともと出版業界志望なんて、そんな根明なヤツがやるもんじゃないし、やはり言ってもこの業界というか水商売独特の雰囲気に合わせていくまでは多少時間がかかりました。ただ、このお店はわりと落ち着いたムードで、お客様の層もリッチな方が多く、僕のような物静かなタイプでも結構やりやすい空気感だったのではないかと思います。

一ヶ月ほど、大体それくらいの期間で、ほとんど仕事の感じがつかめました。なんというかこちらからガツガツといかなくても、お客様のテンションに合わせるという感じでやればいいんだと思ってからは、ひとつひとつの仕事をこなしていくのもラクになりました。

短期限定のつもりでしたが、不定期でも気がついたら二ヶ月三ヶ月と経ち、今では半年続いています。その理由は、もちろん仕事が魅力的なのもありますが、高収入という面がリアルなところです。出版社の使い走りをしていても絶対にこれだけのお金を稼ぐことはできません。そういう理由もあって、実は出版社のほうは今はほとんどやめて、こちらメインになっています。

就職しても掛け持ちできるバイトかも

出張ホストのバイトのどこが魅力かと言われたら、本当にいろいろなのですが、短時間で稼げるというのがひとつ共通していえることではないかと思います。しかも、自分の都合で時間を調整して働けるというのも、ありがたい部分です。

これだけ働く側に有利というか好待遇な条件で稼げるバイトも他にはないと思うので、すくなくとも20代のうちは、もしかしたら今後就職しても続けられるかなとも考えています。いや実際、社会に出たらどうなるかわからないですけど…それをいえば、逆の意味で、そもそもこういう絶望的な情勢で就職できるかどうかという問題もあるし、こういう都合のいいバイトを見つけられたのは幸運でした。

高収入な仕事は、職種さえ選ばなければ他にもいろいろあるかもしれません。けれど、労力もある程度セーブして、短時間で稼げるバイトとなると、なかなか限られるのではないかと思います。個人的には出張ホストの仕事をおすすめします。