流行ってますね「おひとりさま」
最近は何かと聞きます。ひとりカラオケ、ひとり焼肉、いわゆる「おひとりさま」というやつです。独り、と書くと寂しいですが、ひとり、と書くとなんか新しい感じがします(笑)
コロナの影響もあるのか、高まるおひとり様需要なのですが、ところで、ひとりで何か楽しむ時間を過ごしたあと、「ちょっと誰か話し相手がほしいな…少しだけお酒が飲めるような」と感じる方も多いようです。自分の身に置き換えたとしても、少し気持ちはわかります。
そんな風潮もあって、最近では「おひとりさま」アフターの食事のお供、お酒のお供などの仕事がよく入ります。それも結構、最初に予約していた時間から延長されたりして…それは自分の接客がハマっているということもあるだろうし、何よりみなさんこのご時勢でやっぱり疲れていて、寂しいんですよね。仕方ないことと思います。時間の限り付き合います。
これもレンタル彼氏の仕事のうち
僕はレンタル彼氏として、もう半年くらいになります。まあ続いている方かな、もちろんもっと長くいるキャストもいて、そういう人はお客様に愛されているから、半端なく稼いでいると思いますけどね…。でも、僕は僕なりに充実しているので、今のペースでOKです。
自分の立ち位置としては、すっと自然にお客様のそばにいる、という感じ。実際、さっきも言いましたが、今はおひとりさまが流行っていて、歌ったり、食べたりする時間はひとりで誰に気を遣うこともなく、好きな歌を歌って好きなものを食べたい、と。そのあとでちょっとお酒を飲むのも、まあ静かに時間を過ごしたい、とご要望のお客様が多いようです。
ぶっちゃけ、まあ今は特にこういう傾向だからかもしれませんが、この仕事、すごくラクだと思います。せっかく求人募集が出ているのだから、面接に行ってみるべし、です。ハマれば稼げることは間違いないし、新宿という都会の中心で仕事ができる気持ちよさというか特別感もあって、おもしろい仕事です。
食事のお供をするだけで、ビックリ高収入の高額バイト、なかなかそんな仕事はないでしょう。でも現に、ここにそんな需要があるのだから、これに飛びつかない手はありません。
聞き上手になることが一つのやり方です
レンタル彼氏という言葉からは、「あーいろいろ喋ったり、盛り上げたりしなくちゃいけないんだろうな」と難しそうなイメージを持ってしまう方も多いかもしれません。でも、そういうことはないですね。確かにお喋りがうまいキャストが稼げるのは事実でしょうけど。
僕的にはそれよりもこのお店で安定した収入を取るためには、聞き上手になるのがベストだと思っています。予約や指名が入ったら、実際お会いして話をしながら、とにかく「合わせる」ことです。そこさえちゃんとしておけば、もともと相手が「寂しいな」という理由で呼んでくださるのだから、結構それでお仕事は成立したりしますよ。
誰にとっても楽な仕事、と言い切るのはよくないかもしれませんが、そうですね、感じ方によっては気楽な仕事だとは言えると思います。少なくとも、おひとり様アフター役の僕のポジションは、お客様がすでに食事やカラオケなんかで体力を使っていることもあり、静かな時間を望まれるので、出張してお相手するこちらも疲れることがありません。