アルバイト体験談

介護士兼メンズバーのキャストの副業で昼も夜も介護の日々です(笑)

介護士 メンズバーの副業を始める

本業は介護士です。まあまあ、壮絶な仕事ですね、これも。でも、自分はいろいろ資格も取っていて、施設の中でも上の方なので、比較的まだ気楽な立場で仕事ができています。

こういうことはあまりないと思うのですが、コロナ禍の中、昇進して、なんだかちょっとヒマな時間さえできました(笑)それで、せっかくなら今のうちに稼いでおこうと思い、今はちょっとした高額バイトの副業をやっています。新宿のメンズバーでのお仕事です。

介護とはまったくべつの世界 刺激あり!

昼間、お世話をするのは主にお年寄りの方です。そういう方々と話すのも、もちろん時には面白いのですが、やはり世代間のギャップというか、時々話についていけないこともあって、なんだかなあ、と思ったりもします。退屈というわけではないのですが…それが苦痛でやめていく後輩もいるくらいですし、まあお察しください。

その点、メンズバーの仕事は、とても刺激があります。来店されるお客様、ちょっと変わった仕事をされていたり、人生経験も豊富で、お話される内容がすごく面白い。こんな僕みたいなのが、ポケーと口を開けて聞き役に徹していて、本当にいいのだろうか、と思うくらいです。それでも「あなたといると落ち着く」と言われるので、その言葉に甘えていますが。

自分で思うに、僕のそういう雰囲気みたいなのは、昼の本業の介護士をやっていて培われたものだと思います。なんでも受容する、という気持ちがなければ勤まらない仕事ですからね。とにかく人の話を聞こうとはするし、否定せず受け入れようという性格に自然となっていきます。それが、メンズバーでも多少ウケていうる理由なのかな、と思います。

夜の仕事でもお客様の介護を…(笑)

副業としてこの仕事を始めて二ヶ月。入店した当初から、ずっと指名をくださるお客様がいます。その方もとても面白い方です。輸入関係の仕事をされている方で、そういう話は自分にとってまったく未知なうえ、好奇心をくすぐられるので、聞いているだけで面白いですね。ちょっと関わらせてもらいたいな、とも思ったり。

けれど、その方は、ついつい飲みすぎてしまう方です。おしゃべりが弾むと、お酒のピッチがすごく早くなります。それで、二時間もいらっしゃると、もうベロベロに。大体朝まで飲まれる方なので、お家までお送りすることになるのですが、そういうときは、「ああ、昼も夜も介護してるな…」なんて思ってますね。

給料もいい! やりがいを感じて仕事ができる

まあ、そうはいっても、悪い感じはしていません。新宿で朝まで働くなんて、前の自分は考えもしなかったことです。それが現実にこういうことになっています。しかも毎週末の指名で…考えてみれば、嬉しいことです。まったく未経験で、決して話が上手とは言えない僕を、可愛がってくださるのだから。介抱していい給料が稼げるなら軽いものです。

この高額バイト、始めてみたら、結構誰でもやりがいを感じながらできるのではないかと思います。すべて指名してくださるお客様次第ということもありますが、私が知る限り、大体のお客様はみんな本当に素晴らしい人ばかりで、一緒に過ごしていて楽しいですよ。