アルバイト体験談

自分を心配して怒ってくれた先輩キャストに感謝

先輩キャストに先日怒られました

こんなところにわざわざ書くような話でもないのかもしれないんですけど、やっぱり僕って調子乗りみたいで、こないだ、先輩キャストに珍しく怒られてしまいました。

その理由は、まあコロナ関連なんですけど、いつものようにメンズバーの仕事終わりに、なんかちょっと雑談していて、「先輩、ちょっとキャバクラでも連れてってくださいよ」と軽口をきくと、「バカ野郎!」と怒られたんです。

自分としては、特に大したことを言ったつもりはなかったのですが、「おまえ、世間が今どんな状況か知らないわけじゃないだろ。新宿って大都会で働いてるんだから、自覚持て」と言うんですね。まあ、それもその通りで、反省しました。

コロナ禍の東京で過ごすということ

まあ、言い訳みたいになりますけど、僕自身もそのときは、ちょっと酔っ払っていたんですよね。なんか芸能人とかも、このコロナ禍で余計なことをやらかして、世間で叩かれたりしていて…。やっぱりそういうのを見ていて、自覚が足りなかったのかなと思います。

アフターでキャバクラとか、そうですね、よく思えば考えられないですよね。口からポンとテキトーに出た言葉ではありますが、そういうノリの奴がいるから、東京の「夜の街」というのはコロナ禍が収まらないんだろうなと思います。

しかし、普段は穏やかな先輩なので、怒られたときはビックリしましたね。そもそもメンズバーの仕事してて、このお店は老舗で特に雰囲気がいいということもあり、あまり誰かに怒られるということがないのですが…。やっぱり、締めるべきところは締める人が多いみたいです。

「つまらないことをするならお金を貯めろ」と言われました

その先輩キャストには、その場ではちょっとすみません的に軽く謝った程度だったんですが、やはり自分を心配してくれてかけてくれた言葉なので、後からちゃんともう一度頭を下げました。すると、「いや、俺も言いすぎたよ」とその人は言って、「でもな、別にそのことだけで怒ったわけじゃないんだよ」とも言います。

どういうことですかと尋ねると、「いや、おまえ、前にいつか店開きたいって言ってたろ? じゃあ、水商売で稼いだ金を水商売で使うのってどうなんだよって、俺はそれが気になったんだ。バカなこと言ってないで、つまらないことしてないで、金貯めろよ」と心配してくれたんです。

これにはなんというか、胸を打たれました。なんか、はじめて人生でちゃんと自分のことを考えてくれる人に出会えたという感じがしました。確かに、そういわれたら、最近いくら高収入でお金が余っているとはいえ、給料の方は、全然貯金に回せてなかったんです。

まあ、ここまでいろいろ書いてきましたけど、閉店後にそんなことがありました、という話です(笑)僕のためを思って激怒したということなんで、もしこれからこのバイトを始めようと考えている人がいたら、別に、なんのカタいイメージも持たずに飛び込んできてくださいね。大体、いい加減な僕でもなんとかなっているメンズバーの仕事なので。