ホストに挫折したおかげで新宿で一人暮らし＆健康的な生活を実現

上京したものの東京の荒波に揉まれてホスト業に挫折しました

自分は福岡から単身、東京進出目指して上京してきた元ホストです。そうです、あの有名な某ホストに憧れて、先に東京に出て行った同郷の友人をあてにして、歌舞伎町でホストをしてみたものの、即挫折してしまった元ホストなんです…。とはいえ、自分が100％悪かったというわけではなく、お店も悪かったのか、マネージャーのパワハラが酷く、ノルマが足りなければ殴られ、酔ったら蹴られ、飲まなければどつかれて、もう体調を崩して１日だけ休みたいなんて言ったら、海に沈められるんじゃないかというくらい怖くて、どうしろと…という感じでした。そんなパワハラに嫌気がさして退店し、しばらくはネットで募集があった日雇いバイトをしながら、格安のシェアハウスに済んでいました。そんな中、元ホスト仲間の紹介で、こちらのボーイズバーが高額バイトの求人を出しているからと、入店することになったのです。

誠実なシステムに感動すら覚えました

ボーイズバーなんてと、最初は都落ち的な気分で始めたものの、ホストとの仕事の違いに驚きました。無理矢理お客様に高いお酒をせびったりして注文して、ボトルを開けたら飲むのはお客様ではなく自分達というのがホストの仕事スタイルだったのですが、こちらではそんなことはしません。ボーイズバーではドリンクバックではなく、指名料で稼ぐスタイルなんですが、その方がお客様にも無理がないし、自分にも合っていると気がついて、今ではすごく気に入っています。憧れていた仕事でしたが、ホストの仕事のスタイルはやっぱりおかしいなと思います。こういった理由で、今ではボーイズバー一本で生活をしていますが、無理にお酒を飲むこともなく、体調が悪い日は休むこともできます。もちろんお客様との接客は大切にしていますが、そうした事に集中出来るのも、マネージャーさんや他スタッフが無理のない環境を作ってくれているからだと、しみじみ実感しています。

ホスト時代とは一変し今では健康的な生活を送っています

高収入なので、ホスト時代は狭い寮で毎日カップ麺でしたし、止めてからも隣の部屋の物音が気になるくらいのシェアハウスで、安くなったお弁当を食べるような生活でしたが、今は念願の新宿で一人暮らしを始めることができ、ジムにも通い、良い食材で自炊をして、毎日健康的な生活を送ることができています。お陰で、自分の身なりもしっかりと整える事ができますし、毎日元気に出勤できるのでお客様にも喜ばれて、良い循環が生まれています。それに、こうした生活をしてもなお、貯金をすることができるくらいの収入がありますので、どうしてもホストの仕事は一生続けられる仕事ではないので、いつかは自分が経営者となって、ボーイズバーのように、無理のない環境で仕事ができるような店舗を作ることができたらいいなと思っています。