アルバイト体験談

怪我が原因で柔道を断念…接骨院開業を夢見てバイト中

怪我がきっかけで入店を決めました

自分は会社員一年目で、都内某所で一人暮らしをしている者です。大学時代は柔道部に在籍していて、軽量級では国体出場経験もありました。ですが、在学中に練習のし過ぎで膝の筋を負傷。怪我自体は重いものでもなく、1~2ヶ月安静にすれば治るようなものだったんですが、その後も同じ場所を何度も傷めてしまい、俗に言う「癖になってしまった」という状態に。こうなるともう柔道という負荷のかかる競技はできません。そんなわけで、この膝の怪我がきっかけで部活ができなくなり、正直将来は柔道に関わる仕事を…と思っていたので、人生にやる気を見いだせなく、腐っていました。そんな時に、先輩の紹介で「おまえに向いている、高額バイトの募集あるけど?」と教えてもらったのが、こちらのボーイズバーの求人でした。初めは自分に向いているわけないと思っていたのですが、体育会系なので、先輩には逆らえず面接に行く事に…。ですが、自分の真面目なところや、柔道で鍛えた体格や、人との対応の仕方なんかを気に入ってもらえて、結局先輩どころか、マネージャーさんの応援もあって仕事をすることとなりました。

卒業後も働きたくなるお店

実際仕事をしてみると、皆さんすごく親切で、真面目なところで安心感を覚えてもらえるのか、お客様もすぐにつくようになってあっという間に、高収入をもらえるようになりました。このお陰で無事卒業し柔道整復師の資格を持って、接骨院に就職したものの、店長クラスにならないとちゃんと暮らしていけないくらい給料がやすく、また、ノルマもあってお客様につかないと全く旨味のない仕事なため、就職後も時々ボーイズバーのお店で働かせてもらっています。逆に考えると、長時間拘束で、重労働で、ノルマもある昼の仕事より、こちらの方が稼げてノルマもないというのはどういうことだと思いますが、今の日本の会社だとこういったことも多いのではないかなと思います。ちょっと世知辛いことですよね。

いつかは自分の接骨院開業を夢見てダブルワーク

そういうわけで、今は修行のつもりで、接骨院で仕事をしつつ、ボーイズバーのバイトをこなして、コツコツ資金を貯金しています。出張ホストの仕事はほとんど貯金に回せているのですが、金額が大きいので、貯金の貯まりも早くダブルワークも苦じゃありません。街を見渡すと接骨院は競合も多く、なかなか大変なんですが、今とあるセミナーを受けていて、それが画期的な治療法のため、しっかり施術法を導入した接骨院開業ができたら、今のようにダブルワークをせずとも、昼の仕事だけで余裕のある生活ができるのではと、興奮気味に夢見ています。とはいえ、ずっとお世話になったこちらのお店からも離れがたく、とても居心地の良い、アットホームなお店なので、まだもう少しダブルワークをして、夜の仕事の楽しさを満喫していきたいと思います。