アルバイト体験談

体育会系出身で口下手な僕でも本業との両立で高収入!

警備員から夜の世界へ

この世界に入ってきてまず思ったこと、「あ、別に普通だ」、これです。僕は本職が警備会社で早い話が警備員ですが、まあ、会話苦手です。警備員なら大体がそうだと思いますが、そんなヤツがボーイズバーなんて務まるわけがないかというと、どうやら違うみたいです。

実はレスリングをやっていた過去もあるので、体力にだけは自信があって、最初は、ちょっとした副業のつもりで応募しました。新宿でいい高額バイトの口を見つけ、応募。でもその最初のやつは普通の作業で、なんというか、単純作業の上塗りみたいな感じで退屈…。

なんか他にないかな、口下手でも多少華がある、できれば退屈しないもの、という感じで探ってみたら、ボーイズバーの求人募集にばったりと出会ったんです。ホストとはまた違うのか、どんな雰囲気なのかな、と好奇心からいろいろ噂も探り、別にそんなハードルも高くないと大体の人が口を揃えてそう言っているところを見て、応募してみることにしました。

実際、やってみたら楽しくて

なーんでこれでこれくらい稼げているのかな、と時々不思議になるくらい、この仕事は給料が本当にいいです。口下手でもそんなにハンデになっている気がしません。レスリングをやっていたことを話すと、なんかワザ決めてよとか言われ、それをやるだけで盛り上がるみたいな。

なんだか冷めたみたいな語り方をしていますが、実際、僕としちゃ嬉しいですよ、それはそれは。警備員と違って、一人の人間というか、「キャラ」としてしっかり扱ってもらえるので、本当にこう社会参加できている感じは気持ちいいです。新宿、東京の真ん中、そういう場所で力をふるえているのも、満足感に繋がっていると思います。

とはいっても、僕がやっていることなんて、上位のキャストと比べると、本当にハンパなものですけどね。けれど、それくらいのゆるさがいい、という方がまたこの堅苦しい自粛モードのご時勢で増えているみたいで、「雇ってよかった」とマネージャーにも言っていただけるし、それなりに必要とされている実感があって、毎回出勤する楽しみを感じています。

レスリング現役復帰しようかな

警備会社の仕事は一応続けていますが、正直ここまで高収入なら、あまり今後続ける意味はないかもしれませんね。警備員で仕事をもらえたという実感はないですし、どっちかというと自分はレスリングでウケているので、むしろレスリング現役復帰したいくらいです。

だからこれから始めようという人も最初は副業スタート、そのあと慣れてきたらこっちメインにシフトしてみるか、みたいな感覚でもいいんじゃないでしょうか。高収入が何より続ける動機になるので、実際、やがてこっちに腰を据える人も、かなり多いみたいですよ。

コミュ障にも程度があると思うんです。自分みたいに警備会社やっていて、それなりにまあ働ける人なら、ここには何らかの適正があると思います。それに過去の話では、まったくのコミュ障が飛び込んできて変身したというメイクドラマもあったそうで、いいお店です。