最近お酒を覚えた大学生のアルバイトです
現役大学生です。三年生。やっと飲める年齢になって、最近お酒を覚えました。楽しいものですね、酔っ払うのって。友達と朝まで飲んだりして、こういうことも今のあいだにしかできないんだろうな、と学生生活をエンジョイしています。
けれど、そんな中、お酒を飲んでいると、「もっと良いのを飲んでみたい」「ちょっとホストクラブとか憧れるかな」という思いが湧いてきます。けれど、自分には高級なバーとか入るようなお金はないし、それにホストなんて務まるわけもないので、じゃあ何か、とバイトのオマケみたいな感じで良いお酒が飲める仕事を探しました。
そんな自分本位っぽい動機で見つけたのが、ボーイズバーのキャストです。求人募集を見つけて、応募。その日のうちに面接してもらい、ちょうど君みたいな純粋っぽいキャラを探していたといわれて、入店させていただきました。他のキャストの経緯を見ていると、修羅場をくぐってたどり着いたのがここ、という話も多いですが、僕みたいなテキトーなパターンもあります(笑)
自分も楽しみながら稼げる魅力
お仕事はごくシンプルなものです。お客様に同伴して、良いお酒を飲ませていただいたりお喋りしたり、そんなところで、もともと人が好きな僕には苦になる要素がありません。
それに、さすがにこのような新宿のお店を利用される方はお金持ちばかりで、本当に高級なお酒をポンポンと入れられるんですよね。それを僕もタダで飲ませていただけるのだから、こんなにお得なことはないです。正直、高級なお酒の味の質は、まだちょっとわからないですが…。先日も利き酒して、安酒と間違えてしまうという失敗も犯しましたし(笑)
けれどそんな風に本当に自由な雰囲気でお客様に同伴して、楽しく稼ぐことができるのはすごくいいです。このお店のマネージャーに言ったら怒られそうですが、大学生の仲間と飲んだり騒いだりする、その延長線上みたいな仕事のように感じています。
稼げる仕事であることも間違いないです。僕なんて週に二回くらい出る程度ですが、それでも生活費にプラスして、ちょっとした贅沢費だって稼げているくらいですから、本当に。いろんな高額バイトがあると思いますが、ここまでコスパがいいバイトは他にないでしょう。
大学終わりでそのまま仕事も
最近では、大学の授業が終わったらお店から店外指名の電話が入り、お客様に同伴してそのままお食事やカラオケ、そのあとお店に戻ってシャンパンを飲ませていただく、ということが続いています。お客様の仕事と僕の授業のペースが合うので、仲も良くなる一方です。
やっぱり仕事をする上で、接客業なんだから、人を好きになれるにこしたことはないと思います。仕事、と割り切るのなんて、なんかつまらない。僕はちゃんと感情を使って仕事をしたいタイプです。感情を持って人に接するから、何もかもが面白く感じられるんです。楽しく稼ぐ、それがベストです。
と、まあ哲学みたいなことも最後にちょっと語らせてもらいました。若造がすみません。ちなみにずっと行きたいと思っていた高級バーですが、自分のお金を使わずお客様がお店で飲ませてくれるので、お金は貯まる一方です。何に使おうかな、予定もないんだけど。