アルバイト体験談

音楽業界の仕事が一時停止・・・いざというときに稼げる掛け持ちバイト

まさかいきなり収入ゼロ。そんなこと、考えもしませんでした。確かに音楽業界のアルバイトは、あまり割がいいものではないし、状況によってシフトも安定しません。それでも続けてこられたのは、やはり、僕が音楽が好きだったこと、この一点だけです。

しかし昨今の社会情勢で(詳しくはもう言いたくもありません…ちょっとこのニュースばかりには疲れました)、皆様もご存じでしょうが、音楽業界はほとんど停止しています。何せ人を集めることができないのだから、イベントは中止、延期の連発です。そしてついに先日、延期が決まってしまったイベントに、僕自身社員ではないもののアルバイトとして中心的に関わっていたこともあり、ある期間、ポンと仕事がなくなる、つまり収入ゼロになる、という事態になってしまいました。

専門学生で一人暮らしという身の上なので、いくら音楽が好きでも、お金がなくなってしまってはどうすることもできません。そこで、知人から紹介してもらったメンズバーのアルバイトを、正直、その時点では軽い説明を受けたくらいで、飛び込みで始めました。

やってみて分かったメンズバーの仕事の気楽さ

いざというときに稼げる、という一つの救済的な印象がある分、メンズバーの仕事は、難しいと想像される方が多いかもしれません。けれど、今一カ月やってみた自分の感想といえば、そこまで緊張して考えるようなお仕事ではなく、むしろアルバイトとしては気楽な部類に入るのではないかと思います。

いわゆる「接客業」です。指名してくださるお客様とお話しして、コミュニケーションして、楽しい時間を過ごす。自分が楽しむのではなく、お客様と楽しませるのだから、もちろんそういう意識を持つことは大事ですが、意外に自分が興味のある話をバンバン出した方が雰囲気が盛り上がることもあるし、それはお客様それぞれです。けれど、どのようなタイプのお客様でも難しいと思うことはまずありません。というのも、こういったサービスを利用されるお客様自身、会話のプロが多いです(笑)こちらが受動的でも、お客様の方から会話を引っ張ってくれたりします。

このお仕事を通して人脈作りもできる…かも?

メンズバーのお客様には、音楽業界の方も多いです。こういう下心を持つのはいかがなものかと思いますが、やはり自分の志す業界のお客様と接するときには、勉強させてもらうことを第一に、後の人脈を作ることにもならないか、と考えもします。

しかし何より昨今の事情があって、この掛け持ちバイトは(もちろん、以前の音楽のバイトも続けています)は、当面続けていくつもりです。掛け持ちバイトとは言いながら、こちらの方がずっとお給料はいいので、こっちがメインになるかもしれません。いずれにせよこの求人に応募してよかったと思います。高収入だし、新宿が基点で、常にあらゆる情報や人々の最先端に恵まれた環境で仕事ができるのが、何より嬉しいです。

支えてくれるお店の皆様も、僕のような飛び込みバイトを歓迎してくださり感謝しています。お客様にももちろんですが、このような労働環境を整えてくださるスタッフと仲間のみんなに「ありがとうございます」と言いたいです。いざというときに稼げる高額バイトとして、ぜひこれをご覧になった方も、メンズバーを一つの候補にしてほしいです。