アルバイト体験談

アパレル関係の仕事を捨てきれず、一度はバックれてしまったボーイズバーに出戻りました。

一度バックれ経緯のあるテツヤです。ww

僕は、実は3年前に、このボーイズバーで1年弱くらい働いていたテツヤって言います。

その頃は学生で、遊びまくって貧乏生活からぬけだしたく、生活費を稼ぐために、ナイトワークでも友達からもホストは大変だと聞いてましたので、簡単に出来て、高収入だとHPに書いてあったので、このボーイズバーを選んだんです。

お陰様でその頃は、結構稼がせてもらっていて、借金も無くなって、余裕が出来て貯金も出来たんで、前から憧れていたアパレルのバイトの面接に行ったら合格をしたので、お店に相談もなくバックれちゃたのです。

別にこのバイトに不満があった訳ではなかったのですし、固定のお客様も沢山いましたし、お店の雰囲気も良く、毎日楽しく働いていました。

 

憧れのアパレル関係でバイト始めるものの・・・。

アパレルのバイトが決まったけど、中々、辞めるって言いづらかったのと、やっぱり前からの夢の実現をしたかった事もあったので、誰にも相談をせずに、結果的には人として最低な事をしてしまったと後で後悔をしましたが、その時は自分の事しか考えていなかったです。

そして、バックれて直ぐに憧れのアパレルのバイトをはじめました。

しかし、3ヶ月もたたないうちに、時給も安かったし、イチバンが人間関係でした。

社員さんがアルバイトにたいしての扱いがひどく直ぐに辞めてしまい、馬喰町という所にある生地問屋に社員として働く事になりました。

馬喰町と言う所は、合羽橋の様に、その分野のプロの人達が主に買付に来る様なお店が集まっている感じの所です。

特にアパレルや美容系、インテリアなどを扱っているお店が多く、業者さん専門なので、その辺は合羽橋とは違い、一見さんや素人の方の小売りは禁止のお店がほとんどです。

問屋街なので、朝が早く夕方5時にはほとんどのお店が閉まり、日曜日が休みってのも魅力的なのと、お客様でアパレルの方も多いので、勉強にもなると思い選びました。

 

ある日偶然な出来事が起きたのです。

有名芸能人のスタイリストをしている、ボーイズバーの頃に指名を頂き、結構お世話になっていたお客様が来店され、目と目があってお互いに直ぐに気づきました。

たまたま、自分が担当をする事となり、お探しの生地の場所をご案内したりと接客をしていたら、「今度連絡して来てね!」っと名刺を頂きました。

そうして、仕事が終わって直ぐに御礼のLINEを入れてみました。
しばらくしたら、返信があり、良かったら久しぶりに食事にでも行かないってお誘いもあり、仕事終わりに六本木のレストランで待ち合わせをしました。

 

「久しぶりだね〜元気にしてたの?」

「急にいなくなったから皆んな心配してたんだよ」

 

と、昔話しでけっこう盛り上がり、二軒もハシゴをしてご馳走になりました。

僕の住まいは東大島って所で、お客様は何度もお邪魔した事がありますが、恵比寿の高級マンションに住んでいる事は知ってましたので、逆方向でしたので六本木の交差点で別れタクシーで帰ったのですが、その車の中で当時の色んな事を思い出し、自然と涙が出て来ました。

 

お客様との再会をきっかけに・・・。

「自分はこのままここで毎日重い生地を運び、お客様のご希望の寸法で切断してるだけの仕事をしてるんだろう」

「ボーイズバーでバイトしてた頃は、毎日が楽しく、色々なお客様がいらして刺激的だったな〜」

 

って、お客様に会ってからまた戻りたい気持ちになりましたが、辞め方がバックれだったので、連絡しづらかったのですが、勇気をもって店長さんにラインをしたら、一度お店に顔だしなっ!という返信をもらい伺うことにしました。

久しぶりで懐かしいお店でしたが、マネージャーさんをはじめ、キャストさんも大幅に変わっていて、知っているのは店長さんだけでした。

そうして、怒られる事を覚悟してたんですが、

 

「お〜久しぶり!元気だった?少し痩せたけど変わんないな〜」

 

と、優しく迎い入れて下さり、色々と話した結果、またこのボーイズバーで働かせてもらう事になりました。

こんな風に、出戻りでもとても優しく迎い入れてくれる優しいお店です!

お陰様で、お客様は変わらず僕を覚えてくれている方も大勢おりますし、もちろん3年も経っていますので、新しいお客様も沢山いらっしっていて相変わらず賑やかで、毎日充実して働いております!