ダブルワークって形ですが、今はメンキャバでも働いています。
本業はバーテンダー。
まあ、アルバイトです。
新宿に近い某BARで、それなりに楽しく働いています。
でも困ってしまうのは、やっぱり、給料安いこと。
いつかは自分の店を持ちたいって将来の夢があるんですが、今のままやっていては、一生叶うはずもない夢です。
それに、給料前には当面の生活費にも苦労するって状況は、高卒でこの世界で働きだして3年くらいして、いよいよ厳しくなってきました。
遊ぶ金なんて、まったくないし。
まあその分仕事は楽しいのですが、でも、やっぱり家とかもボロボロで、同年代の友達とか見てると、そろそろ普通に就職もしていい部屋に住んでいるし、うらやましいなー、なんて。
やっぱりそうなると、ちょっとキツいかもしれませんが、掛け持ちしかありません。
ただ、自分としては本業を優先させたい気持ちだったので、不定期でもお金が欲しい分だけ働ける、都合のいいバイトを探していました。
収入面でもいろいろとリクエストがあって、そんなアレコレの条件を満たして最後に残った選択肢が、メンキャバです。
まあ、ちょっと業界は違いますが、大体お客様相手の商売ってことは同じで、何とかなるんじゃないか、と楽観的な見方をしていました。
そしてそれが、見事的中です(笑)こんなこと言うと苦労している人に悪いみたいですが、僕には、この仕事が合うみたいです。
とにかく自分の長所として言えるのが、「人の話を聞くのが好き」ってことなんですけど、これがメンキャバを利用されるお客様の思いと一致するんですよね。
つまり、ご利用されるお客様は、「話を聞いてほしい」と思ってるってこと。
本業がバーテンダーだし、そういうのには慣れてます。
というか、素の感覚で、自分だって会話を楽しめるって感じです。
ちょっと不安に思っていたのは、ダブルワークって部分でのきつさだったんですが、そういうのも働きだしてみたら特には感じません。
大体、夜型の生活って慣れてますからね。
それに雑用も多いバーテンダーの仕事と違って、メンキャバでは任される業務が限定的なので、一つのことを集中してやればいいってシンプルな部分もあって、それも気楽です。
あくまで掛け持ちではあるんですが、それでも調子いい時は本業の収入の倍近い稼ぎを得られることもあって、生活も一変しました。
ちょっとだけいいマンションに引っ越して服も一新して、今ではBARの方でも、「なんか感じ変わったね」と言われたりしています。
でもやっぱり、一気に金が入ってくるので、そこで浮かれちゃダメですね。
失敗しちゃう人ってのも、大体そのパターンみたいです。
僕は将来の夢があるので、儲かったお金はある程度貯金しようと毎月決めていて、そこは絶対に崩さないようにしています。
だから緊張感を持って、今月もこれくらい働かなくちゃ、という意識になれる。
今は開業資金を貯めるって目的で、「毎月10万貯める」という目標を決めて、がんばって働いています。