アルバイト体験談

高時給バイトで貧乏シェアハウス暮らしから脱出

投稿者 ジロー(24歳)

さすがにこの年になってシェアハウス暮らしというのはヤバいです。

そういうのに憧れる人もいるかもしれませんが、テレビでやってるみたいなお洒落なことにはなりませんからね(笑)男所帯ですし。貧乏な奴らが集まって貧乏生活しているわけですから、それはそれは見苦しい。地方から上京してきて上野で腐った生活してました。

一応、バンドをやろうということでやってきたわけですが、そんな夢はすぐに消し飛んでしまいましたね。現実というものを知り、それでも地方に戻るのは嫌で、ただ目的もなくシェアハウス暮らしをしているという、そんな日々がもうずーっと続いていた感じです。

そこからとにかく抜け出したい、と思った僕は、もうどうにかしてやろうと。高時給バイトでもなんでもして、一人暮らしして、そのうち就職して…東京で自分なりの生活というものを築いてやろうと思ったんです。ここで腐ってたら、それこそ人生終了だろう、と。

それで探しあてたのが、メンキャバの高時給バイトでした。貧乏な僕ですが、それなりの上等な服を着て、面接にいったわけです。そうすると、まあそれなりに外見が悪くないってこともあってか、あっさりと採用に。「チャンスはいくらでもあるから、頑張って稼いでみてくれ」と言われて、勇気が出ました。これはもう、とにかく、やるしかありません。

高時給バイトって文字に釣られて応募しただけの僕なので、もちろんそんな経験はまったくないし、実際メンキャバというのがどんな仕事なのかも想像がついていませんでした。

だから、最初のうちは多少のぎこちなさもあったと思うのですが、まあ、まだ言っても24歳で人間的にも柔軟ってこともあってか、すぐに職場と仕事内容に慣れることができましたね。そして、お客様の気分を盛り上げることに、「充実感」も感じるようになりました。

自分を指名してくださったお客様に笑顔で帰ってもらうというのは、本当に嬉しいものです。なんというか、僕みたいな者でも、何かに貢献できるんだって、そんな気がします。

もちろん高収入だから、シェアハウスとは簡単に切れて、今はもう少しいいところで一人暮らしをさせてもらっています。すべてはお店のおかげですね。着る物も良くなったし、食べる物も良くなった。何だか先日までの貧乏暮しが、今では悪夢のように思えますね。

夢を持って地方から東京に出てくる人は、今もたくさんいると思います。まず問題になるのがお金だと思うんですけど、これはもう一思いに、高時給バイトをやってみるべきだと思います。メンキャバ、いいですよ。トークスキルも磨けるし、そういうのは何やる上でも邪魔にならないですからね。懐が温まれば、余裕も出て、夢追う気力も維持できます。

ただ、個人的に仲間とシェアハウスというのはおすすめできませんね(笑)経験から言いますが、そんな良いもんじゃないので。一人暮らしで自立して、何かやるべきでしょう。