アルバイト体験談

実家の自営業を支えるために週2回で副業で稼いでいます

投稿者 シュウ(25歳)

実は自分は父親の体調が悪く入院生活をしており、少しの間復帰出来るまで、実家の自営業を手伝う事になりました。しかし、恥ずかしながら下町の昭和の初期から続いている工場で、部品づくりの会社なのですが、大手や外国品の粗雑な安価な部品が出回り、実際の話が経営の方がキツくなって少しでも稼ぐ為に副業をしています。

 

工場の休みが水曜日と日曜日なので、昼は請求書の整理とかやることがあるので、夜だけの週2回ペースですが頑張ってやっています。実家が下町と言っても、千葉よりの東京で江戸川区の葛西という街で、ディズニーランドの近くで、公園が多く、以外と、周りには緑が豊富で、とても住みやすい所なんですよ!なので、出勤前も時間に余裕を持たせ、駅までバスを使う距離なのですがわざと、徒歩で20分公園を散歩がてらに歩いています。

 

今の季節ですと、水浴びをしている子供たちや、サッカーをしている小学生達が沢山おります。そんな、和やかな風景を見るだけでも、心が穏やかにもなりますし、仕事前にそういう光景をみるだけでも、凄くやる気も出て来ますし、余裕も出来ます。駅までに3つの大きな公園があるのですが、わざと遠回りをして、通っています。

 

その訳は実は捨て猫がいて、勝手に僕はミケって名前をつけているのですが、それがまたすごく可愛いいんですよ!週2回しかその場所を通らないのに、不思議と覚えているんですよ!もちろん出勤時間前なので、ほぼ同じ時間で同じ曜日なのでと思っていましたが、日曜日に通った時には、1時間も名前を呼んで待っていてもいないんですよ。少し、心配になったので水曜日に行ったら、いつもの噴水の横にある石碑の陰に隠れて待っていてくれたんです。安心した事はもちろんですが、自分が来る曜日と時間を、ちゃんとわかっているのにビックリです。だから、どんどんバカみたいにはまって、近くのホームセンターでミケちゃん様の缶詰を箱買いして、まるで週2回に、恋人にでも会う様な気持ちで遠回りして出勤しています。

 

最近、ゲリラ豪雨が多いので、どうしようかなって思う時もありますが、もしも待っていたら可愛そうだから行くと、それがちゃんと待っているんですよ~。それが本当に可愛くて、可愛くて仕方がないんです。そのおかげで、この副業も続けられている理由のひとつかも知れませんし、逆に言えば週2回しか出勤しない僕の事を、待っていて下さるお客様も中にはいるのかなって思っちゃいますよね!

 

普通のバイトでは、こんな風にも出来ませんし、お客様と過ごす時間も楽しく、なんといっても稼げるバイトなので、ミケちゃんのためと、少しでも家計を助ける為に頑張っています!