アルバイト体験談

家賃滞納の危機で学生時代お世話になったボーイズバーに出戻り

投稿者 サスケ(年齢24歳)

このバイト実は僕、出戻りなんです。学生時代に半年間お世話になっていたのですが、卒業後になにを血迷ってしまったのか、大学まで出ておきながら趣味でやっていたバンドマンの夢を捨てきれず、就職もせずにボーカルのスクール通いをして、小さなライブハウスで演奏したり頑張っていました。
しかし、世の中ってそんなに甘いものじゃあない事を思い知らされましたね!

メジャーデビューどころか、インディーズでも声すらかからないですし、機材を買ったり、ボイトレ費用、ライブ会場費等もろもろで、いつも赤字どころか生活さえも苦しく貧乏生活は学生時代から慣れてはいましたが、家賃滞納の危機にまで追い込まれてしまいました。

それで、学生時代においしい思いをしたこのバイトで再チャレンジして、とにかく住むところを確保しなければとお店に相談に行きました。
普通は出戻りなんて恥ずかしいですし、受け入れてくれないんじゃないかと心配したのですが、直ぐでもいいし、いつからでも戻っておいでって優しく受け入れて下さいました。

久しぶりで、知っているメンバーもいないかと思ったんですが、結構まだ頑張っている仲間もいて良かったです。
今では、出戻りして早いものでもう3カ月。生活も普通に戻すことも出来ましたし、家賃も無事に支払いも出来ました。

年齢的にもいつまでも続けられる仕事ではありませんが、代表の方に見込まれて今ではスタッフを管理するマネージャー業のお仕事も少しお手伝いをしています。そのおかげで、以前よりも人への思いやりや、お店の立場から物事を考えられる様にもなれましたし、お客様からの信頼も得られる様になりました。

なかなかこんなにも、自分みたいな奴に対してこんなに親身に考えてくれるお店は無いですし、これから色々な立場や環境でこの店に入ってくる人達のフォローがすることで、自分の成長にもつながるとも思いますし、人生の勉強もお金を頂きながら出来る事が今はすごく幸せに思えます。
もっと早く、恥を覚悟で出戻りしていれば良かったと今ではすごく後悔もしております。そうすれば、こんな苦労もすることなく楽に生きられてかなって思っちゃいますよね~!

皆さんも若いうちにしか出来ない経験ですから、楽にお金を稼ぎたいと思っている人は、ダメもとでも先ずは、扉を開いてみて下さい。きっと、他では経験出来ない素晴らしい事が待っていますよ!出戻りの自分でも頑張れてるんで大丈夫ですよ!