大学卒業後、就職もせずにひたすら漫喫生活でその日暮らし。まさに底辺の生活でした。
僕の田舎は香川県です。大学入学と同時に上京をして、一人暮らしをスタート。その間はずっと親からの仕送りで生活していました。でも、大学卒業後に就職しないことを親に報告したら、怒っちゃって。卒業後は一切仕送りしてくれなくなりました。
まぁ、当たり前ですかね(笑)で、しょうがないから漫喫での生活がスタートしたんです。学生時代に貯めたバイト代がちょっとあったんですけど、それも3ヶ月ぐらいで使い果たしてしまって。日雇いバイトとかもやったりしたんですけど、超貧乏のその日暮らしには変わらない。まるでホームレスみたいな生活。
地方出身だから頼れる人もいないし、相当困りました。でもなんとかしてこの生活を抜け出したくて、高額バイトの求人情報を探したんです。そして、自分にも出来そうなバイトの求人に応募しました。それがこのボーイズバーだったんです。
面接には、荷物の全部入ったリュックサックを背負って行きました。面接では、とても優しくて頼れそうな方が対応してくださり、すぐに寮を紹介してくれました。その足で入寮し、まさかの寮生活スタートです。あまりの流れの早さに自分でも驚きました。
ダラダラしていた時間を取り戻すために、ただただがむしゃらになって働いています!
さっそく次の日に入店です。一晩ゆっくり眠れたおかげで、体調は万全!僕はあんまりお酒に詳しくないですし、戸惑うことは多かったのですが、久しぶりにまっとうな人間に戻れた気がして、とにかく楽しかったですね。
これから僕は、ここで生計を立てるんだな。しっかり生きていかなければ!と決意を新たにした日になりました。翌日も、その翌日も出勤し、今までだらけてた分を取り戻すようにがむしゃらになって働きました。
お陰様で仕事にはすぐに慣れ、少しずつですが自信を取り戻せてきたような気がします。なによりも、ちゃんと自分がお金を稼げることが嬉しくてしょうがありません。ちょっと前まで超貧乏暮らしでしたが、寮生活も馴染めてきたし、生活が超安定していて、気分もとても楽ですね。
このボーイズバーのおかげで、あっという間に底辺から脱出することが出来ました。
僕はあの頃、まさに底辺に位置していたと思います。住むところもない、お金もない、なんにもない数か月を過ごしました。でも今は、きちんと社会人としてやっていっている自覚があります。
このボーイズバーに巡り合えたおかげですね。底辺から脱出出来て、本当に良かったと思います。両親にはとても心配をかけていると思うので、仕事に慣れて落ち着いてきたら、1回実家へ帰ってプレゼントでも渡そうかなって思っています。喜んでくれるといいですね。